夫が買ってきたニシン。

立派(^-^)
私は今回、腹出しの際に
数の子を取り出しましたが
あとで調べたら
ニシンの腹出しは数の子は取り出さずに
焼くのが主流のようです。
そっちの方がより一層美味しいんだとか。
私は何も調べないまま調理開始したので
ここより先は腹出しの際に
数の子を取り出したことを書いています。
ニシンの腹出し
腹出しされてなかったので処理をすると…

ぬおっ?!!
こ、これは もしや………

てってれー。

数の子 !!(゚∀゚)
これまたビッグサイズ。
続いて二尾目。

これまた数の子。
三尾目。

おや、ここへきて白子がきたようだ。
四尾目。

数の子。

なんとも立派な数の子と白子!
すっっっごいお得感!!
塩数の子の作り方も調べたけど
面倒くs…時間と手間がかかりそうだし、
数の子、白子共に表面にクルクル丸まった
寄生虫 = アニサキス(死亡済み)が
いっぱい付着していて
取り除いたとはいえ気持ち悪かったので
今回は全部火に通すことにしました。
取り除いた数の子と白子を味付けしてフライパンで焼いてみた
数の子は沢山あるので
・塩焼き
・味噌ダレ
・醤油ダレ
で食べました。

(味噌ダレと醤油ダレに漬けている
写真も撮ったのになぜか写真が
消えて無くなっていました。。。)
白子は表面に小麦粉をまぶして
バター焼きにしました。
出来上がり写真。


んー…美味しそうに見えない(笑)
味噌ダレが一番美味しかったです。
子ども達も味噌ダレばっかり食べてました。
味付け順なら 味噌 > 塩 > 醤油 かな。
ぽりぽりとした食感もあったけど
フライパンで焼いているので
どうしてもちょっと固いというか
少々のパサつき感は否めません。
こちらは白子のバター焼き。

私、白子が苦手ですがこれは食べられました。
フライパンで焼いたのが功を成した。
バター焼きにしたのが功を成した。
トロ~っと濃厚だけど
バターの香りと塩気がちょうど良く、
食べやすかったです。
こちらはニシン…

…の食べ終わった後。
脂がのってて本当に美味しかった!
これだけ大きいと食べ応えがあります!
でもすぐにお腹いっぱいになっちゃう(笑)
あれ?黄色くないじゃん
ここからは余談ですが…
私がニシンを捌いている時に
夫が言った一言。
「あれ?数の子なのに黄色くないじゃん。」
本当だΣ(;゚д゚)

気になったので色々調べてみました。
黄金の数の子は着色ではなく漂白
数の子は過酸化水素水に漬けることで
黄金色になります。
【過酸化水素について】
・殺菌剤、漂白剤として食品添加物にも指定されている
・過酸化水素水には発がん性があり、今から30年以上前に食品への使用が禁止された
ところが、
数の子だけは過酸化水素水を使わないと
黄金色にすることが出来ないため
政府は食品業者から猛反発をくらいます。
その後、食品業界は
過酸化水素を除去する技術開発を始め、
カタラーゼという酵素で
過酸化水素を分解または
除去できることを発見しました。
現在はカタラーゼ(酵素)を使って
過酸化水素を除去することを条件に
数の子にのみ過酸化水素の使用が
認められています。
数の子の製造工程は、
数の子を過酸化水素を使って漂白
↓
黄金色になった数の子を
カタラーゼ(酵素)に漬けて
過酸化水素を取り除く
↓
その後に飽和塩水で塩漬け
現在はこの様になっているそうです。
過酸化水素が除去されているといっても
100%完全に除去できているかは
不明なのだそうです。
『食材(数の子)には過酸化水素は残っていない』
ことになっているので
過酸化水素やカタラーゼの
表示義務はありません。
以上、調べたことをまとめてみました。
てっきり着色しているのかと思いきや
漂白だったことに驚きです。
更に、使用禁止されている過酸化水素を
分解・除去することを条件に
数の子にのみ特例で使用が認められていることに
二重に驚きました。
黄金色の数の子が体に悪いとは思いませんが
少し見方が変わりますね…。