カブトムシを繁殖させる方法 [同居ペアリングのやり方]

カブトムシの飼育 | ペアリング開始 2015

オスとメスを同じ飼育ケースで

お世話するだけ

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ひと夏しか生きられないカブトムシ。

繁殖させて翌年も飼育したいという方もいるかと思います。

カブトムシを繁殖させる方法はいたって簡単。

オスとメスを同じ飼育ケースでお世話するだけ。

それだけです。

これを同居ペアリングといいます。

とはいえ、

・どのタイミングで

・どうやって

同居ペアリングを始めれば良いのか、

他にも

・ペアリングで気をつけること

・ペアリングがうまくいかない…(;_;)

などなど

同居ペアリングについて自身の経験も踏まえて

詳しく書いていきます。

ペアリングのやり方、基本の「き」

ペアリングに最適な時期

成虫としてしっかり成熟してから、

成熟の目安はマットの上へ出てから

だいたい2週間経った頃と言われているので

・エサをしっかり食べる

・ブンブン飛び回る

そのタイミングを狙って

オスとメスを同じ飼育ケースに入れます。

飼育環境は成虫と同じで良い

ペアリングのときは

成虫専用のマットを使用してOK!

成虫同士の飼育ですので

成虫の飼育環境と同じで構いません。

産卵させる時と幼虫飼育の時は

発酵マット(=腐葉土)を使用します

産卵時の飼育環境は

こちらの記事で解説しています

カブトムシに沢山卵を産ませたいならマットの状態に気をつけよう【産卵部屋の作り方】

続いて、『飼育ケースの大きさ』について。

我が家はLサイズの飼育ケースを使っていますが

だいぶ広いのでオス・メス1頭ずつなら

Mサイズでも十分かと思います。

カブトムシを繁殖させよう - 同居ペアリングのやり方
Lサイズの飼育ケースだとこんな感じ
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交尾がよりスムーズに行える環境作り

ポイントその1.足場を多めに

のぼり木などの足場を

いつもより多めに入れておきます。

足場が少ないとメスが交尾を嫌がった際に

簡単に逃げられてしまうからです。

逆にいうと

足場をしっかり確保できる環境が

必要になるということです。

ポイントその2.餌場は1箇所にする

同居ペアリングの最大のポイント。

それは餌場を1箇所にすること

メスがエサに夢中になっている間に
オスは背後から忍び寄る

ということなので

エサ場が出会いの場になります(´∀`*)

カブトムシの飼育写真 | 同居ペアリング開始 2018
真ん中にエサ皿をセットして…
カブトムシの飼育 | ペアリング開始 2015
出会いました

自然界でもメスがエサを食べている間に

オスが後ろから近寄るそうなので

エサ場を一箇所にすることは

自然に近い環境でもあるわけですね(^^)

ペアリングの注意点

同居は長くとも1週間

同居ペアリングを開始して1週間あれば

1回は交尾が成功していると言われています。

ですので1週間が経ったらメスは産卵部屋へ移し、

オスとは引き離します。

同じ飼育ケースで飼育している限り

オスは交尾のためにメスをひたすら

追いかけ回しまい

オス・メス共に寿命が縮まってしまうので

不必要な交尾は避けたいところ。

※注)

私の経験上、産卵部屋に移したメスは

いずれも産卵前に☆になってしまったので

ペアリングから1週間経った後に

確実に産卵するかについては

(実績が無いので)分かりません。

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ペアリングはオス1頭に対しメス2頭を用意すると良い?

カブトムシのペアリングを調べると

オス1頭に対しメスは2頭用意するのが良い

と書かれた記事を多く見ます。

(私は見ました。)

メスは1頭で平均20~30個の卵を産む

言われています。

また、メスは幼虫の時から

お腹に持つ卵の数が決まっていて

少ないと3個、多いと100個…など

個体によって違うことから

『万が一のことを考えて2頭にする』

ということらしいです。

仮にメスを2頭用意しても

産卵部屋へ移動させるときは

1頭にして様子を見た方が良いかもしれません。

メス2頭を同時に産卵部屋に入れると

2頭同時に卵を産み続けて

気づいたらとんでもない数の幼虫がいた…

なんてこともあります。

カブトムシの幼虫60匹のうち40匹を小学校に引き取ってもらった話【2014年】

個人的に

・ペアリングの時期を見誤らない(早すぎず遅すぎず)

・産卵マット(腐葉土)の状態が良い

これらの条件がきちんと整っていれば

オス1頭に対してメス1頭でも十分だと思いますが

私はペアリングからの産卵を成功させたことが無いので

この件に関しては判断しかねます。

野生のメスにペアリングは必要ない

私の経験になりますが、

初めてのカブトムシ飼育で

繁殖させたくてインターネットで

メスのカブトムシを買いました。

明らかに交尾をしていないのに

産卵をはじめました。

変だなと思いました。

調べた結果、

野生のメスのカブトムシは

既に交尾済みである可能性が極めて高い

このように書かれている記事を見つけました。

野生のメスカブであることは

承知で買ったので良いとして

このような落とし穴があるとは

思ってもいませんでした。

ペアリング目的でメスを購入する際は

・野生のカブトムシかどうか

・オスと同じ飼育ケースに入っていたかどうか

を確認してから買うと良いかもしれません。

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ペアリングが上手くいかないときは

まず、どういう時に

『ペアリングが上手くいかない』を

判断をすれば良いかについてですが、

これについては、

1.メスが逃げ回っている = 嫌がっている

2.オスが交尾をする気配がない

大きく分けてこの2つが取り上げられています。

ペアリングを諦めるか別のメスを用意する

まず、

1.メスが逃げ回っている = 嫌がっている

これは一般的に

『嫌がる = すでに交尾済みである』

と言われています。

それとは別に、

一度も交尾をしていなくても

オスがメスの背中に乗ると

メスは反射的に逃げようとします。

私が過去に目撃したのは

コツン!コツン!と飼育ケースから音がして

「なんだろう?」と見に行ったら

背中に乗ったオスをメスが

一生懸命振り切ろうとして

飼育ケースに体がコツンコツンと

当たっていました。

見ていてあまりにも可哀相だったので

メスがオスを振り切ったタイミングで

即ペアリングを解消したことがあります。

同じ飼育ケースに入れている限り

オスはメスを追いかけ回します。

交尾済み関係なしに

メスがあまりにも激しく嫌がっていたら

ペアリングを諦めることも大事だと思いました。

どうしても繁殖させたいのであれば

野生のメスを捕まえてくる

別途購入するなどして

別のメスと交代させるしかありません。

ハンドペアリング

その一方で、

2.オスが交尾をする気配がない

同じ飼育ケースに入れておけば

自然に交尾を開始しますが、

中には一向に交尾をする気配が無い

こんなオスもいるそうです。

私はオスがメスを追いかけ回している現場しか

見たことがないので

これに関しては調べたことをまとめます。

オスが交尾をする気配がないときは

ハンドペアリングといって

人間がメスのカブトムシの背中に

オスのカブトムシを乗せて(交尾を)促す方法があります。

なぜ背中に乗せてあげるのかというと

メスの小循板 = 羽の付け根には

フェロモン(匂い)があるからです。

その匂いを嗅がせてやることによって

やる気を起こさせるのです。

もし、メスの背中に乗せても反応が薄ければ

人間の手でオスのカブトムシのお尻を

コチョコチョ こすってあげると良いそうです。

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カブトムシのペアリング まとめ

ペアリングについてまとめると…

・同居ペアリングを開始するのは

マットの上へ出てきて2週間以上経ってから

・ペアリングの飼育環境は成虫飼育と同じで良い

エサ場は1箇所にする

・自然に交尾をしないときはハンドペアリングをする

双方の寿命のためにも不必要な交尾はさせない

→ 交尾を目撃できなくても1週間が経ったら

 メスを産卵ケースへ移し、オスと引き離す

→ メスがあまりにも嫌がっているようなら

  繁殖を諦める決断も必要

・野生のメスのカブトムシは

交尾済みである可能性が高いので

ペアリングはまず必要ない

・メスのカブトムシを店頭や

インターネットで購入する際は

野生で捕まえてきたものか、

オスと同じ飼育ケースに入っていたか

どうかを確認すると良い

逆に、繁殖させる予定がない時は

オスとメスは別々に飼育をします。

オスとメスを同じ飼育ケースに入れると

交尾の為にオスはひたすらメスを

追い掛け回して双方の寿命が縮まってしまいます。

交尾は必要な時期が来たら必要な時だけ、です。

産卵数をコントロールする方がよほど重要

最後に、

同居ペアリングそのものは難しくありません。

ちょっとした工夫や

気をつけることはありますが

見ていて可哀相になるくらい

メスが嫌がっていなければ

繁殖行為は成功するはずです。

問題はその後の産卵

メスは卵を大量に産むので

そちらを管理する方がよほど重要です

次は、どうして人の手による採卵が必要なのか、

採卵の方法などを書いています。