カブトムシの幼虫60匹のうち40匹を小学校に引き取ってもらった話 [カブトムシ2014年]

気付いたらカブトムシの幼虫が沢山にいた… 2014

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2014年(昨年)のことを振り返って綴っています。

①カブトムシを拾ったよ

②メスのカブトムシを購入したよ

そんなわけで、
ペアリングの為に購入したメスカブたちは
既に交尾済みで産卵を開始。

交尾をしていないのに産卵?
と疑問に思った方は下記記事をご覧下さい。

③交尾をしていないのにメスが産卵をはじめたよ

そんな中、産卵部屋にコバエが集るようになったので、
マットの交換も兼ねて採卵しました。

この時、卵が約30個あって
タッパーに移動させました。

で、その後。

新しいマット(5kg)に交換しました。

産卵させるつもりはなかったので
Lサイズのケースにマットを半分くらい入れて
底を押し固めることはしませんでしたが
それが失敗でした。

底を押し固めなくても、
マットに深さがあれば産卵出来てしまうんです。

しばらく経ってから

見えるんですよ

幼虫が

ケース壁面に

「What’s?!!」と思って

再びマットをひっくり返すと

なんと

30匹

幼虫がいました。

最初に孵化したのと合わせると約60匹

大所帯や~~~

\(^o^)/

今でこそ半分ネタにしていられますが
当時は絶句しましたからね…。

完全な管理ミス。

ちなみに、その飼育ケースには
成虫のメス2頭も一緒に住んでました。

『成虫に卵を潰される』とか
『幼虫は共食いする』といった情報も
当時目にしましたが
そんなん嘘じゃん?!”と思った
瞬間でもありました(^^;)

夫には

バッカじゃねぇの?!!!

野性に返すかして

なんとかしろよな!!!!!

ものすごい勢いで怒鳴り散らされました…(汗)

まあ…こればかりは致し方ない(-_-;)

野性に返すといっても
山奥まで行こうと思ったら
車でウン時間走らなければなりません。

※原則、野生に返すことは
推奨されていません(詳しくは後述します)

車の免許を持っていないので
頼みは夫の運転しかないわけですが
夫が私の不始末に協力するわけもなく
自力でインターネットで調べました。

すると同じ方がいっぱいいる。

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60匹のうち40匹の幼虫を小学校に引き取ってもらいました

それで60匹の幼虫をどうしたかというと、
来年子どもが入学予定の小学校に電話して
40匹引き取ってもらえることになったのです。

最初に電話した際「すごい数ですね…。」と絶句してたのが
折り返しのお電話で

「全児童にアンケートを取ったところ、
38人が希望したので全部頂きます。」

とお返事を頂き、胸を撫で下ろしました。

(残りの2匹は学校飼育になったのだろうか…?笑)

そんなこんなで急いで幼虫のオスとメスを判別、
20匹ずつにして、ペットボトル飼育のまま学校へ届けました。

「来年からお世話になります。宜しくお願い致します。」と一言添えて(笑)

やれやれ一件落着。

これで自宅飼育は20匹。

これならなんとか自分で管理出来る範囲なので
今年の夏は20頭のカブトムシが羽化します。

でも羽化に失敗する個体もいるようなのでまだ安心は出来ません。

幼虫を引き渡すタイミングは秋が最適

私は

マットを全て新しいものと交換する時期(10月下旬)

に小学校に電話しました。

マットを新品と入れ替える時期は

幼虫を全て取り出すので

オスとメスの数を数えることも出来るし

健康状態もチェックできます。

また、幼虫のエサは発酵マットであることと、

そのマットにずっと潜っていることから

持ち運びも成虫に比べて楽です。

(ペットボトルなら尚のこと。)

もちろん、成虫になるのを待ってから

譲渡する人もいるようなので

そこらへんは個々の判断になります。

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カブトムシの幼虫が大量で困った時 まとめ

・小学校や幼稚園、保育園に引き取ってもらう

・ペットショップに買取or引き取ってもらう

・友人や近所の子育て世帯に譲渡

・ヤフオクに出品

調べて色々出てきましたが

『小学校や幼稚園・保育園に引き取ってもらう』

中でも『小学校に引き取ってもらう』が多かったです。

子ども達が喜んでくれると嬉しいですしね♪(^^)

ペットショップは自宅付近にないので

私は除外。

買取 or 引き取りのいずれにせよ

事前に確認のお電話は必須かと。

ヤフオクで売ることに関しては

一瞬頭をよぎりましたが

生き物なので万が一のことがあった時に

トラブルに発展したら怖いと思い

やめました。

そもそも個人売買は

敷居が高いです、高すぎます。

(これだけの為に

ヤフオクのアカウントを作るのも面倒でしたし。)

育てられないという理由で野生に返すのはちょっと待った!

夫は「野生に返して来い!」と激高していましたが

実はコレ、注意が必要です。

追々調べて分かったことですが、

原則、野生に返すことは推奨されていません。

外国産は言わずもがな。

生態系が崩れる危険性があるからです。

外国産を放虫するのはやめましょう。

国産のカブトムシでも

採取した場所と同じ場所に帰せないのであれば

放虫しないよう呼びかけられています

その理由は

他県、もしくはどこの地域から採取

又は購入したのか分からない

成虫・幼虫を闇雲に放虫することは

地元の生態系に悪影響を及ぼすこともある

からなのだそうです。

国産カブトムシの場合は

野生に返す場合は

採取した場所まで行って放虫して下さい

分からなければ放虫しないで下さい

ということです。

恐らくこれは成虫の話だと思うので

幼虫の場合は誰かに引き取ってもらうのが

確実だと思います。

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カブトムシの産卵は飼い主が徹底してコントロールすべし

私の様にうっかり失敗してしまっても

対処法があったことに胸を撫で下ろしました。

『小学校に引き取ってもらう』はナイス!

インターネットがあって良かった~と

つくづく思った瞬間でしたね。

私もまさか、マットを押し固めない状態で

産卵するとは思いもよりませんでした。

経験してみないと分からないことがあるとはいえ、

カブトムシの産卵で気をつけることは

産卵のコントロールは飼い主側で行う

これに尽きます。

卵を人の手で採取することを『採卵』といい、

こまめに採卵することで卵の数を把握できます。

採卵の方法や卵の管理について書いています

カブトムシの産卵数を把握してコントロールしよう!【採卵のやり方】