
お世話は簡単だけど
衛生管理には気を使う
3年ぶりにカブトムシの飼育をすることになりました。
飼育の仕方を忘れたわけではないけれど
久しぶりすぎて飼育に関することを
調べ直すなどしたので おさらい も兼ねて
カブトムシの飼育環境やお世話の仕方について
まとめました。
カブトムシの生態
まずはじめに、飼育するより前に
カブトムシの生態について調べました。
・毎年5月から6月にかけて羽化し、
8月の終わりから9月中に☆になる
(ひと夏しか生きられない)
・夜行性なので夜に活動して
昼間は土の中に潜っている
・腐葉土や朽ち木に生息する
・広葉樹(クヌギやコナラ)の樹液を好む
※カブトムシを捕まえる時は広葉樹を探すと良い
・幼虫は腐葉土の下で土を食べて過ごす
→ 春頃に土の中でサナギになる
・直射日光が苦手
『夏の生き物』ということで
暑いのが平気かと思いきや
木陰のように薄暗くて涼しい場所や
湿り気のある場所を好みます。
飼育環境もそれに近い環境を作ります。
カブトムシの飼育環境の作り方
まずはカブトムシの飼育に必要なものを
買い揃えます。
何を買えば良いかは下記リンクを参照してください▼
初心者必見!カブトムシの飼育用品は必要最低限これを揃えれば大丈夫!
カブトムシの飼育環境の作り方は、
水槽型の飼育ケースに昆虫マットを敷いて
その上に登り木や落ち葉などを乗せます。

昆虫マットを敷く = 潜って休むための寝床になり、
登り木や落ち葉 = 足場や転倒防止にもなります。
飼育ケースの置き場所は直射日光や高温を避けて
日陰や風通しの良い場所に置きます。
(原則、室内飼いです。)
私は玄関先や北部屋に置いています。

発酵マット = 茶色い土を使う時は
使用する前にガス抜きや加水を行う必要があります。
発酵マットのガス抜きと加水のやり方
ガス抜きについて
大概は購入した商品の袋に
ガス抜きの方法や日数について
説明が書いてあるので
そちらを参考にしてください。
ガス抜きに関してはこちらに詳しくまとめました。
→ カブトムシ発酵マットのガスって何?【ガス抜きのやり方】
加水について
ガス抜きするために天日干ししたマットは
カラカラに乾いていると思うので
加水をして使えるようにします。
どのくらい加水すれば良いかというと
マットを手の平に取って
ギュッと握って団子状になるのが
ベストな水分量とされています。
水分が足りない場合、ギュッと握っても
パラパラ落ちてくるので
そういう場合は少しずつ加水をし、
それとは逆に、水分過多の場合は
握ってもべちょ~っとして固まらないので
その場合はマットを足して
ギュッと握って団子状になるように調整をします。
飼育ケースに入れるマットの量
カブトムシは夜行性なので
昼間はマットに潜って休んでいます。
飼育ケースに入れるマットの量は
カブトムシの体が隠れるくらいを
目安に入れます。
産卵させる予定が無い時に
発酵マット(茶色い土)で飼育する際は
マットを極限まで低くするようにして下さい。
理由は後述しますが産卵を避ける為です。
足場を必ず用意しよう
カブトムシが仰向けになってしまったときに
元の態勢に戻れるように
登り木や落ち葉などの足場が必須です。
また夜は飛び回ったりもするので
登り木は止まり木にもなります。
私が飼育環境を作る場合は、
発酵マットと木材のエサ台には
登り木と落ち場(葉っぱ)を、

ウッドチップと木材のエサ台には
登り木や木の枝をセットしています。

ウッドチップはそれ自体が足場になりますが
飼育ケースが大きすぎると
余白スペースが出来てしまうので
万が一のことを考え、
空いたスペースに木の枝を置いています。
また、エサ台も足場として使えるものを
利用しています。
成虫カブトムシのお世話の仕方
成虫のカブトムシのお世話は
・夕方にエサの交換
・飼育マットが汚れたら掃除or新品と入れ替え
(・発酵マットを使用している場合は
マットの乾燥に注意する)
くらいです。
難しいことは特にありません。
が、
気をつけなければならないことは
いくつかあります。
カブトムシに与えるエサについて
カブトムシのエサに関しては
こちらにまとめましたので参考にしてください。
カブトムシに与えるエサは何が良い?【向いているエサ・不向きなエサ】

飼育マットの衛生管理に注意を払う
カブトムシを飼育する上で
個人的に一番大変だと思うのは
衛生管理です。
まず、カブトムシの排泄物は液体で
あちこちに撒き散らします(汗)
エサも決して綺麗に食べる方ではなく、
昆虫ゼリーのカップをひっくり返したり、
エサ台の周りに(なぜか)細かくなったゼリーが
散らばっていたりします。
昆虫ゼリーがカップごとひっくり返された場合、
ゼリーが飼育マットの上に転がって汚いです(汗)
それでどうなるかというと
コバエが発生します。
発酵マット(茶色い土)は特に寄り付きやすいです。
また、発酵マットはコバエの他に
ダニも発生しやすく、
ちょっと油断するとあっという間に
不衛生になります。
そうならないように日頃から
マットの状態を確認する必要があります。
少しでもコバエが寄り付くようになったら
マットを掃除したり新品と交換しなければならず
これが(個人的に)結構手間なのです。。。
コバエ対処法についてはコチラを参照ください▼
コバエがマットに寄り付いてしまったら 干すorレンチンor交換
更に、発酵マットを使用している場合は
湿気が原因で木材のエサ台に
カビが生えることがあるので
エサ台も掃除して天日干しする必要があります。
カブトムシの飼育は衛生管理に
非常に気をつかいます。
そういうこともあって成虫飼育だけの場合、
私は成虫専用のマット(ウッドチップ)を使用しています。
私はヒノキチップを使っていますが
発酵マットと比べて衛生管理がとても楽です。

発酵マットの乾燥について
主に産卵や幼虫飼育の時ですが、
発酵マット(腐葉土)の表面が乾いていたら
霧吹きでシュッとして乾燥を防ぎます。
もちろん、成虫飼育時も発酵マットの表面が
乾いていると感じたら霧吹きをします。
私も発酵マットで成虫飼育をしていた時は
霧吹きしていました。
ただ…
発酵マットではなく、ウッドチップを使う場合は
加水もしなければチップ自体も乾燥しているので
成虫飼育だけなら霧吹きはそこまで
必要無いような気がするのですが………
どうなのでしょうね???
今、この記事を書きながら『矛盾してない?』と思いました(汗)
成虫飼育だけだからといって
発酵マットを水分量が少ない状態で
使用して良いかについては
購入した発酵マットのメーカーにお問い合わせの上、
メーカーの指示に従ってください。
よろしくお願いします。
自然に近い環境にするなら
ある程度の湿り気はあった方が
カブトムシにとっては快適だと思います。
オスとメスは原則 別々に飼育する
オスとメスのカブトムシがいる場合、
別々に飼育することが推奨されています。
オスとメスを同じ飼育ケースに入れてしまうと
交尾をする為にオスはメスをひたすら追いかけ回し
双方の寿命を縮めてしまう、と
いわれているからです。
交尾は必要な時期に、必要な期間だけ行います。
カブトムシに卵を産ませるには
詳細はこちらに書きましたので
よろしければご覧ください。
産卵させる予定が無い時は発酵マットを低く敷く
オスとメスを同じ飼育ケースに入れると
必ず交尾をしますが、
産卵させない・産卵させたくない場合は
発酵マット(茶色い土)の量を
極限まで低く敷いて下さい。
理由は産卵を避ける為です。
恐らく、
メスにとって深く潜れるくらいの高さがあれば
産卵の環境に整えていなくても
産卵出来てしまうのです。
私は初めて飼育した時に
『今後産卵させる予定はないから』と
通常の飼育環境へ戻しましたが
その後もたくさん卵を産んでくれました。

確実に産卵させたくないのであれば
成虫専用マット(ウッドチップ)に
切り替えるという手もあります。
もちろん、一度も交尾をしていないメスの場合は
発酵マットの高さに制限はありません。
(通常の飼育環境と同じで大丈夫かと。)
ただ、メスは幼虫の時から既にお腹に
卵を持っているので交尾をしていなくても
もしかしたら産卵は するかもしれません。
※あくまでも素人の憶測です
でも、その卵は無精卵なので
孵化することはないでしょう。
※あくまでも素人の憶測です
最後に
カブトムシのお世話についてまとめました。
お世話そのものは簡単ですが
こうして書き出してみると
細かい所に気をつける・気を使うことが多いと
改めて感じました。
飼育グッズ然り、飼育に関する情報も
ネット上に沢山出ているので
自分に合った飼育環境を見つけられると
良いですね☆
産卵させる予定がないメスを
発酵マットで飼育する時は、
マットを高くしてはいけない
…と学びました(汗)